ねんちょうさんとなかよし大さくせん!⑫
公開日: 2024年12月29日日曜日
こんにちは。生活科の芦原です。
前回、子どもたちが「年長さんがもっとたのしめるように」と、遊びを改良していった様子についてお伝えしました。今回は、その続きからお伝えします。
これまで、秋の遊びは同じグループのメンバーで試したり1年生同士で試したりしていまいたが、年長さんに実際に試してもらったことはありませんでした。そこで、子どもたちがつくった遊びに対して年長さんがどんな反応をするのか、「お試し」の時間を取ることにしました。
幼稚園を訪れたときに「ちょっと、年長さんに協力してもらいたいことがあるんだよね」と言って、試してもらうことにしました。(年長さんには、お祭りがあることは内緒です。しんや先生が「お祭りが…」と口を滑らせそうになったところ、子どもたちは「シー!」「言っちゃダメ!」と、必死になって隠そうとしていました。)
子どもたちが準備していたものは、迷路、くじ引き、けん玉、釣りといったものでした。 年長さんを応援したり、成功すると喜んだりしながら遊びを見守る子どもたちの姿が見られました。
「お試し」の後、いつも通り園庭に出たり教室で遊んだりしたのですが、こうたさんはノートを持ったまま園庭に出ていました。私が「大さくせんノート(ノートの名前です)置いてきていいよ。遊ぶときにじゃまにならない?」と声をかけると、「まりのちゃんから『おもしろかった』とは言われたんだけど、それだけじゃヒントにならないから、何かアイデアがないか探している」という答えが返ってきました。こうさんは、自分たちが考えた遊びがもっとたのしくなるようにと、一生懸命ネタを探しているようでした。(その後、木の下に座り込んでノートに書き込む姿があったので、「どうしたの?」と尋ねると、「まりのちゃんから言われたことを思い出した」と言って書いていました)
全体的には、年長さんがたのしむ姿が見られたのですが、子どもたちは工夫できそうなことはまだまだあると感じているようでした。
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