ねんちょうさんとなかよし大さくせん!⑩
公開日: 2024年12月26日木曜日
こんにちは。生活科の芦原です。間が空いてしまい、申し訳ありません。
前回、秋のものを使った遊びを考え、つくっている子どもたちの様子をお伝えしました。つくり始めた頃は、マラカスがクラスの大半を占めていました。(子どもたちは、5秒ほど振ると満足していました)全体で「みんなが何をつくっているか」確かめたことにより、「(今のままだと)年長さんが飽きちゃう。最初はたのしくても、どんどんどんどん飽きちゃう。」「つまんなくて『もう秋の物はいいから』ってなりそう」といった発言が出てきました。このことをきっかけに、子どもたちは「色々な種類があった方が、年長さんはたのしめる」と、遊び自体を見直すことに向かっていきました。
通路がトンネルになった迷路をつくる様子
また、以前の交流で、年長さんが何もすることがなく、ただ見ているだけで退屈させてしまったという経験を思い出し、「見ているだけだとつまんなくなる」と発言した子どももいました。(年長さんに「たのしくなかった」と言われたことが、かなり衝撃的だったようです。)そうした発言もあり、子どもたちは実際に操作してたのしめるようにと、迷路、くじ引き、釣りなどをつくっていきました。
つくっていく中で、同じグループの年長さんのことを強く意識している姿もありました。
こうたさんは、これまでの関わりから「同じグループのまりのちゃんとふくとしくんは難しいものが好きだ」と考え、敢えて難易度のある遊びをつくっていました。(坂道があったり隠しルートがあったりする迷路です)
「どうやったら遊びがたのしくなるか」と考え、試してみたり工夫をしたりする子どもたちの姿がたくさん見られるようになりました。
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