ねんちょうさんとなかよし大さくせん!⑬

公開日: 2024年12月30日月曜日

  こんにちは。生活科の芦原です。

 前回、秋の遊びを年長さんに試してもらったことをお伝えしました。今回は、その続きからお伝えします。 

 子どもたちに「年長さんにお試ししてもらってどうだった?」と尋ねてみました。子どもたちから返ってきた言葉は「『簡単だった』って言われたー!」でした。中には、「簡単すぎる」と言われた子どももいたようでした。子どもたちにとって、この言葉は想定外だったようでした。(もしかすると、「年長さんは自分達よりも年下だから、難しいと途中でやめてしまうかもしれない」という気持ちがあったのかもしれません。)

「簡単」と言われたことで、またつくり変えていきました。(子ども達はつくり変えることを「進化させる」と言っていました。)

 さやこさんたちは、迷路をつくっていました。ススキの穂を使って通路にするという誰もしていないアイデアだったのですが、年長さんのいっしんくんから「簡単!」と言われたようでした。どんな迷路なのか他の子どもたちに見てもらうと「それは簡単かも。(ドングリがススキの上を転がっていくから)どこからでもゴールできるんじゃない?」と言われていました。


 どうするのか様子を見ていたところ…クヌギなどの大きい種類のドングリにボンドをつけ、迷路の中に立てていきました。ドングリを障害物にすることを考え付いたようです。その後、「がんばれ!」と書いた旗を立てていたので、「この旗は何?」と尋ねたところ、「(迷路が)難しくなるから、諦めずに頑張って欲しいなと思って。」と返ってきました。さらに、カッターで底の部分を切り、落とし穴をいくつも作り始めました。

 さやこさんは、年長さんに「簡単」と言われてしまったことで、「もっとたのしめるようにしなきゃ!」と、一生懸命考え改良を加えていました。

               遊びを改良していく様子
 
 他の子ども達も、別のグループに見に行きおもしろそうな工夫があると参考にしたり、友達と意見を出し合ったりしながら、つくり変えていく姿が見られました。
 
              アイデアを参考にしている様子
 
 
 年長さんと会えるのは月2回程と限られていますが、子どもたちの中には年長さんがいるということ、そして「たのしませたい」「よろこばせたい」という強い思いがあることを子どもたちの姿から感じました。
 


 

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