ねんちょうさんとなかよし大さくせん!⑭

公開日: 2024年12月31日火曜日

 こんにちは。生活科の芦原です。

 前回、年長さんにお試しをしてもらった後、秋の遊びをさらに改良していった様子についてお伝えしました。その後、もう一度年長さんにお試しをしてもらう機会がありました。 

 振り返りをみんなで行ったところ、改善が必要な点(簡単すぎると思って変えたら、難しくなりすぎてしまったなど)や「調整が大事になるけれど、ちょっと難しい方ががたのしい」という気付きなどが出されました。

まさとさんたちの迷路

 その中で、そうたさんが「みおんちゃんが、まさとくんたちの迷路にすっごくハマって『何回もやりたい!』って言ってた。ぼくも見たんだけど、確かにおもしろそうだなと思った」と発言をしました。まさとさんたちの迷路は、①転がすドングリを選べる。(小さいもの、大きいもの、帽子を被っているもの(ドングリの帽子は、正式には殻斗と言うそうですが))②スタートが2つあり、どちらから始めるか選べる。②ゴールが3つあり自分で選択できる。全部チャレンジしてもよい。といった工夫がしてありました。
 
 そうたさんが言うには、迷路そのものもたのしいのですが、その前に「ドングリくじを引いて、あたりが出ると何回でもチャレンジできる」というシステムになっているから、よりたのしくなっているとのことでした。

 実は、まさとさんたちはお試しの最中に「先生、(年長さんたちを)呼ばなくてもどんどん来る!」と嬉しそうに私に声をかけてきました。それだけ大人気のようでした。

 他の子どもたちに聞いてみると「何回もは来てもらえなかった」「1回来た年長さんに『もう1回やってみない?』って声かけたら、『いい』って断られた」という答えが返ってきました。子どもたちからは「何回も来てもらえる方が嬉しい」「1回だけじゃなくて、何回もやって欲しい」という思いが出されました。そこで、「年長さんが何回も遊んでたのしむ(リピート)」を目指すことになりました。


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