ねんちょうさんとなかよし大さくせん!⑨
公開日: 2024年11月18日月曜日
こんにちは。生活科の芦原です。
前回、学校にある秋を探しに行ったことをお伝えしました。今回は「秋のものを使って楽しめるように」と、おもちゃなどをつくっている様子をお伝えします。
以前、年長さんの中にはどんぐりごまやどんぐりの車(実際に動きます)をつくっている子どもたちがいることを知り、秋のもので「年長さんといっしょに遊びたい!」「いっしょに楽しみたい!」という流れになったことをお伝えしました。
自分が集めた木の実や葉っぱ、枝、箱などを使って、グループに分かれて(年長さんと活動するときのグループ)それぞれ作り始めました。
グループを合体して4人で迷路をつくっているゆいなさんたちのグループでは…
てるた:違う、そうじゃない!(テープを貼ろうとしているこうたくんに)こうして。
ゆいな:すごい楽しい!すごい楽しい、これ!楽しそう!年長さん喜んでくれるといいけど。
ゆいな:葉っぱ、これ。森みたいに…(葉っぱを箱の側面に合わせる)
てるた:これ、半分。半分に切ったら…(紙を切って箱の高さに合わせる)高さこんくらいでいい?
迷路の完成はまだまだ遠いものの、「楽しそう!」と興奮気味に話すゆいなさんの姿がありました。
「年長さんが好きそうだから」「男の子も女の子も好きそうだから」「〇〇くんと△△ちゃんに喜んで欲しい」と年長さんのことを思い描いているのかなという理由もあれば、「外に出たときに、最初に(木の実が)あったから」「材料があったから」という理由もありました。また、マラカスをつくっている子どもたちが、かなりいました。中には水入りのマラカスをつくっている子どももおり、床に水をこぼしながら振っている姿もありました。(マラカスをつくっている子どもたちは「音がおもしろいから」「音が鳴って楽しいから」と考えているようでした。)
授業の最後に、子どもたちにどんなものをつくったのか尋ねてホワイトボードに書き出していきました。
すると、
「マラカス多くない…?」「水入り…?」
「マラカスと迷路が多い。あとくじびきも」
といった声が上がりました。種類が少なく、偏りがあることを気にしている様子が見られました。
この時点では、「いっしょに遊びたい、いっしょに楽しみたい」と言いつつも、自分がつくりたいものをつくっている様子がありました。もちろん、年長さんのことを意識している子どももいますが、まだ少数だったり考えが漠然としていたりするようでした。
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