ねんちょうさんとなかよし大さくせん~もうすぐ2ねんせい⑨~

公開日: 2025年4月14日月曜日

 こんにちは。生活科の芦原です。

 前回、子どもたちは「年長さんに伝えられた!」と感じた一方で「もっと伝えたいことがある」とも感じたことをお伝えしました。今回はその続きからお伝えします。

 その次の週、振り返りを行いました。

 子どもたちは「前よりも聞けた!」「本物を使って説明したり、実際にやってみたりすると伝わってよかった」と、感じていたようでした。(実際に、数日前の書写で使った道具を出して、年長さんに書いてもらった子どもたちもいました)

 一方で、ゆいなさんのように「うまくいかなかった」と感じている子どもたちもいました。どうするか考えた結果、年長さんに「1年生の体験をしてもらって、そのときにうまく伝えられなかったことも伝える」ということになりました。ちなみに、子どもたちは早い段階から「年長さんたちは、見るだけじゃ納得しないと思う。『やってみたい』ってなると思う」ということを言っていました。

 そこで、「特にどんなことを年長さんに体験してほしいか」考えました。授業、給食(給食当番)、日直・係、登下校、掃除、準備(休み時間や登校後、下校前)の6つのチームに分かれて、準備を進めることにしました。子どもたちからは「年長さんが『何、これたのしそう!』となることが大切」という意見や「ものすごーくわくわくになるようにしたい」と言った意見が出されました。

 チームでの子どもたちの様子を見ていると…

 例えば登下校チームは「実際に荷物を背負って道を歩いて欲しい。どのルートを通るといいか」と考えていまいた。また、掃除チームは「どこの場所の掃除を体験してもらうといいか」と、話し合っていました。給食チームは「できるだけ本物に近い体験ができるようにしたい」と、栄養教諭にお願いに行ったり、ないものは自分たちで作ったりしていました。

           正門からどちらに曲がるといいか、ルートを考える様子

             どの場所を掃除するか相談している様子

 子どもたちは「幼稚園と小学校で違うところを体験してほしい」「そして、わくわくになってほしい」ということを考えながら、準備を進めていきました。





 


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