ねんちょうさんとなかよし大さくせん!①
公開日: 2024年11月9日土曜日
こんにちは。本校2年目となりました生活科の芦原玲子と申します。昨年度に引き続き1年生を担任しています。
突然ですが、「幼小連携」というとみなさんはどんなことをイメージされるでしょうか?小学校の職員が、夏休みに保育園や幼稚園に見学に行く、入学を控えた年長さんが小学校にやって来て、学校探検や授業体験をする…といったことをイメージされた方も多いのではないでしょうか?
これまでに勤務した学校のことを思い出してみると、「年長さんとの交流の日」が設定されており、その日の数時間、年長さんといっしょに遊んだり学校の中を見て回ったりするといった内容が多かったように思います。しかし、1回きりの交流ではイベントのようになってしまい、「たのしかった」「おもしろかった」という表面的なもので終わってしまいがちです。子どもたちにとっての意味や目的も曖昧なままになってしまいます。(本校においても、決して充実していた訳ではありません。)
そこで今回、年長さんと1年生が継続的に関わることによって、よりよい関わり方を模索していく中で相手を思いやる大切さに気付いたり、自分の成長や相手の成長を感じたりすることを目指したいと考えました。特に、年長期から1年生の時期は「架け橋期」と呼ばれており、保幼小が連携してこの時期の教育を充実させることが求められています。継続して関わっていくことは、年長の子どもたちにとっても1年生にとっても大変意味があるものだと思います。
取り組む上で大切にしたい点としては、
〇約半年をかけた大単元にする。その中に生活科で扱う内容も取り入れながら単元を進めていく。
〇幼稚園の教員(本学の附属幼稚園)とともに、年長さんと1年生の実態や興味関心を大切にしながら内容を考える。
〇幼稚園の教員と双方の子どもたちの活動の様子、振り返りなどを共有し、次の活動や目指したい方向について考える。
といったことです。
幼稚園と小学校双方で、子どもたちのよりより成長を目指していけたらと思います。
次回からは、実際の活動の様子についてお伝えしたいと思います。
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