ねんちょうさんとなかよし大さくせん~もうすぐ2ねんせい~②
公開日: 2025年2月2日日曜日
こんにちは。生活科の芦原です。
前回、「年長さんだった自分が、小学校のことをどのように感じていたか」を振り返ってみることにしたと、お伝えしました。今回、その中身についてお伝えします。
まず、グループで話しながら1年前の自分を思い出してみました。
そうたさんのグループでは…
そうた:(小学校では)どんなことをするのか分からなかった。年長さんのまま同じ感じかと思ったら、なんかもっとちゃんとする場所でちゃんと勉強をする場所だった。だから、まだ小学校を知ってなかったから…
と、そもそも小学校が何なのか分からなかったという話をしていました。他のグループでは「どんなお友達がいるのかな?って思ってた」「お母さんがめっちゃ心配してた!友達できるのかな?とかちゃんと挨拶できるのかな?って」といったやりとりがされていました。
その後、どんな話をしたのか全体で尋ねてみると…
ゆきな:何クラスあるのかな?って思ってた。
ほのか:クラスに何人いるのかなって思ってた。保育園は人数少なかったから。だから、どんな友達ができるかなぁってたのしみでした。
T:そっか、ほのかさんは保育園が人数少なかったから、小学校で友達ができることがたのしみだったんだね。
あいか:え、私は友達ができるかなぁって心配だった。
てるき:ぼくも「できないとどうしよう」と思ってた。できなかったら、遊べないなあ…って。
まどか:私も。保育園から1人だけだったから…
きょうた:ぼくさ、幼稚園の友達に「どこの小学校に行くの?」って聞いたらさ、(自分とは)みんな違う小学校だったからどうしようと思った。
そうた:ぼくは、小学校ってなにするの?って思ってた。幼稚園と同じであそぶのかなぁって。
CC:えー!そんな訳ないでしょ!
まゆこ:私も授業って何?って思ってた。だって、お母さんに「小学校って何するの?」って聞いたら「授業だよ」って言われたから、「授業って何するの?」って聞いたら「国語とか算数だよ」って言われたけれど、分かんなかった。
T:まゆこさんは、お母さんに聞いたけれど「国語と算数」しか教えてもらえなかったから、よく分からなかったんだ。
また、給食に関しては
ゆきな:給食を知らなかった。だって、幼稚園はお弁当だったから、小学校もそうなのかな?って。
ひなた:私は幼稚園で給食だったんだけれど、小学校でも先生がしてくれると思ってて、入学したら自分でしなきゃいけなくてびっくりした。
CC:確かにー!幼稚園のときは先生達が全部してくれてたもん!食べるだけだった!
T:幼稚園では先生達が準備とか片付けとかもしてくれて、みんなは待っていればよかったんだ。
えいと:ぼくは、時間内に食べられるか心配だった。
なごみ:全部食べられるかな?残さないかな?って思ってた。
ゆいな:私は、どんなものが出るかたのしみだった。
みわこ:いろんなものが出るから、たのしみだった。
といったやりとりがありました。他にも制服や授業、登下校についてなど色々な話題が上がりました。
板書を見る中で、「はてな(知らなかったことや分からなかったこと)がいっぱいある!」「たのしみと心配が混ざってる!」ということに気付きました。子どもによっては「たのしみ」の方が大きかったり反対に「心配」がかなりの割合を占めていたりと、様々だったようでした。
その上で、子どもたちに「今の年長さんたちはどうなのかな?」と尋ねてみました。「ぼくたちといっしょじゃないかな?たのしみも心配も混ざってそう」という声もあれば、「多分、わくわくがいっぱいだよ。だって、今までぼくたちと会ったり遊んだりしてきてるもん!」という声もありました。
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